活動ブログ
2026.01.12
中原区健康の森訪問 令和8年1月10日
1月10日の川崎7区健康の森交流会は中原区健康の森「井田山の森緑地」と「平台緑地」を訪問しました。今回、他区からの参加者が少ないこともあり高津区からは宮寺、佐久間、村上寛、三宅、寺田、甲賀の6名で参加しました。井田山の森緑地は市立井田病院と隣接した里山です。病院を含めて「井田山」のようです。面積は約1Ha(100mx100m)と春日台全体より少し狭いのですがそれほど急斜面はなく感覚的には広く感じました。バス通りに面して入口があり入ってすぐが「入口広場」、奥には池があり沢が流れています。池の奥の階段をビル5階分位登ると右(南)が井田病院で左(北)が健康の森という位置関係です。病院の敷地を通って平台緑地へ向かいましたが途中では武蔵小杉のタワマンの景観が楽しめました。今回の交流会は中原区と高津区の交流会の趣となり、井田山の森を歩いた後は中原区会員の皆さんからホタル観賞会や蝶の保護についてお話を聞くことが出来ました。
健康の森、ご案内頂く
当日は活動日 下草刈り
井田山の頂上
平台緑地の竹林
落ち葉集めで堆肥を作っています
井田病院敷地から武蔵小杉を臨む
◆ホタル観賞会
中原区でも2010年頃からホタル幼虫放流を試みたそうです。最初は中々上手く行かなかったようですが成虫を購入して放すことで鑑賞会を開催していたそうです。5年前はコロナ禍で開催を諦めたそうですが前年に放したホタルの自然繁殖で30頭ほどが飛翔し、大感激したそうです。昨年も幼虫放流はしなかったけど10頭ほど飛翔したと昨年7月の交流会で報告がありました。正面広場の奥には池があり広場の横を沢が流れているなど私たちのふれあいの森よりは自然繁殖の条件がよさそうです。橘ふれあいの森では沢の水量が減っておりホタル部会では幼虫成長環境が悪化していると危惧しています。
入口広場の沢 この辺りで観賞できる
入口広場奥の池
◆蝶の保護
ホタルだけでなく蝶を始め昆虫類の保護や野草の保護にも力を入れているのが感じられました。蝶の保護では中原区健康の森会員で蝶類保全協会事務局にいたという方に話を聞けました。蝶が好む木や草を育てておられます。例えばルリタテハの幼虫が好むサルトリイバラという草も大切に保護されている様子でしたし、入口広場ではアオスジアゲハが好むクスノキや他の蝶が好む食草食木が育てられていました。ただ中原区健康の森での観察ではこの10年でチョウ類は10分の1ほどに激減しているそうです。温暖化の為なのか原因はわかりませんが生物種が激減するという状況はとても気になります。
井田山頂上の看板
同じく井田山頂上です
平台緑地の看板 野草紹介
井田山頂上 クワガタ甲虫の好きな木
コメント
蝶が激減したお話は、やっぱりなあという感じがしました。農薬問題で、従来の脂溶性の有機リン系農薬(噴霧が主)は、作物の表面だけに付着するのに対して、最近のネオニコチノイド系農薬は水溶性で、顆粒状のものを根元に撒いて水分とともに作物に吸収され、それを食べた害虫を殺すようになっています。
ネオニコチノイド系農薬の被害は、水生昆虫の大量死を招き、ヤゴが激減し、したがってアキアカネ(赤とんぼ)が激減したことが問題化しました。蜜を吸う蝶は、これまで激減とまでの被害は聞かなかったのですが、水溶性農薬は蜜にも残留しますから、蝶の激減という結果になったのかもしれません。
またヨーロッパでは、西洋ミツバチが激減した事件の後、ネオニコ農薬が大幅に規制されることになりました。
同様に、田畑から小川などに流れ込むネオニコ農薬によって、水生昆虫等が激減した結果、それを食べる淡水魚も激減し、「日本釣り人協会」などが農水省にネオニコ農薬規制を求めているようです。
当然同じ理由で、カワニナやホタルの棲息にも影響が出ているとも考えられます。もちろん、温暖化も影響大だと思いますが。
- 2026.01.13 17:43
- 寺田良一
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